今年の運勢を振り返って
毎年、年末年始になると気になるのが・・・来年の運勢。 雑誌や新聞などに、よく来年の運勢はどうなるのか、生まれた年別や干支によっていろいろと書かれています。 皆さん、今年の運勢を年末になるまで覚えていますか? 覚えていない人も少なくないのではないでしょうか?
もし覚えていなかったら、今年の占いの運勢が本当に当たっていたか判らなくなります。また、年ごとの運勢を気にしていても 毎日の運勢や、月ごとの運勢、今週のラッキーさんは・・・というように、私たちの生活の中には占いがたくさんあるので、 いつ、どんな占いを見たのか、どんな運勢が良かったのか、悪かったのかなど、内容をまるで使い捨てのようにしてしまっている人も、 もしかしたらいるかもしれません。 中には、良いものだけ、悪いものだけを、ちゃんと覚えていて、あの占いは当たった、なんて思っている人もいるかもしれません。
占いって、本当に当たるのでしょうか? 今年の、今月の、今週の、今日の運勢は、本当に当たるのでしょうか? 気になる割りに、意外に覚えていない占いの内容を、ちょっと考えていきましょう。
占いと言えば『新宿の母』
東京・新宿には、朝早くからズラッと人が並んでいる人たちがいます。目的は、『新宿の母』。占いに興味のない人の中には こんな朝早くから人が並んでいるのは、ホームレスの人にほどこしをするための何かをしているのだろう、と思っている人もいるとか、いないとか・・・。 確かに、現代人は何かと悩みが多いもの。とは言え、いくら占いで有名な『新宿の母』ではあっても、朝早くから多くの人が並んでいるというのも、 それ自体が現代社会の問題であるような気がします。
もちろん、並んでいる人たちは藁にもすがる思いで『新宿の母』を訪ねるために、朝早くから並んでいるのでしょう。 しかし、その多くはどう見ても悩んでいる人には見えないものです。 果たして、占いにすがらなくてはならないくらいの悩みというのは、何なのでしょう?
手相占いをしてもらったら・・・
ある女性が10代の頃に、近所の喫茶店のマスターに手相を占ってあげるから手を出して、と言われました。 この人が手相占い? と思いながら手相を見てもらったら・・・30歳頃に大きな出来事がある、また50歳くらいにも大きな出来事がある、と言われました。 本当に当たるのかな、と思いながらそのまま忘れてしまっていたのですが、50歳を超えてからふとそのことを思い出して、確かに 当たっていたなぁ、と思ったそうです。
毎朝の占い・今日の運勢
毎朝、新聞に『今日の運勢』や『今日のラッキーアイテム』が乗っていたりします。テレビでも、今日の運勢や星座占いのランキングを やっていたします。1日のはじめだからこそ、今日の運勢が良いとハッピーな気分で1日をスタートすることもできるし、運勢が良くないと ずっとネガティブな気分で過ごすという人も、多いのではないでしょうか